毛虫(ケムシ)とは?
毛虫(ケムシ)は、チョウやガの幼虫の中で体に毛が生えているものの総称です。その毛に毒を持つ種類もあり、触れるだけで皮膚炎を引き起こすこともあります。庭木、農作物、公園の樹木などに発生し、葉を食べることで植物に深刻なダメージを与えます。
毒のある毛虫の種類と特徴
チャドクガ
チャドクガはチャ(お茶)の木やツバキ・サザンカに発生する毒毛虫の代表格です。毒毛は風で飛散し、触れなくても皮膚炎を起こすことがあります。卵から成虫まですべての段階で毒毛を持ちます。
ドクガ
ドクガはカシ、コナラなどの広葉樹に発生します。チャドクガ同様に強い毒毛を持ち、触れると激しいかゆみと発疹が起きます。
イラガ
イラガはカキ、サクラ、ウメなど多くの樹木に発生します。サボテンのような形の毒棘を持ち、触れると電気が走るような激しい痛みを引き起こします。
毛虫の駆除方法
殺虫剤による駆除
毛虫の数が多い場合は殺虫剤が有効です。毛虫専用の殺虫スプレーを葉の表・裏全体にまんべんなく散布します。散布時は必ず長袖・長ズボン・マスク・ゴーグルを着用してください。
捕殺
少数の場合は割り箸などでビニール袋に集めて処分できますが、毒毛がある種類は絶対に素手で触れないでください。
高圧洗浄機
水圧で葉から毛虫を落とす方法もありますが、落ちた毛虫の処理も必要です。
毛虫に触れてしまった場合の対処法
毛虫に触れた場合は、毒毛が刺さっている可能性があります。患部を水で洗い流し、粘着テープを使って毒毛を取り除いてください。決してこすらないようにしましょう。その後、ステロイド含有の市販薬を塗布します。症状が重い場合は皮膚科を受診してください。
毛虫の予防策
- 定期的な庭木の確認と早期発見
- 卵の段階で駆除(枝ごと切り取って処分)
- 天敵(スズメなどの鳥)を呼び込む環境作り
- 防虫ネットで植物を保護
まとめ
毛虫の駆除は早期発見が最も重要です。庭木や花壇を定期的にチェックし、発見したら適切な防護をしてから駆除してください。毒毛のある種類には特に注意が必要で、自信がない場合は専門業者に依頼することも選択肢のひとつです。

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