キクイムシは木材を食い荒らす害虫で、フローリング・タンス・柱などに小さな穴を開けて木くずを出します。放置すると木材の強度が著しく低下するため、早期発見・早期対処が重要です。
キクイムシとはどんな虫?
キクイムシ(木食い虫)は甲虫目に属する昆虫で、体長3〜5mm程度の小さな虫です。幼虫が木材内部を食い進むことで被害が拡大します。成虫になると小さな丸い穴から外に出てきます。特に針葉樹の木材(松・杉・ひのき)に多く見られますが、広葉樹にも寄生します。
キクイムシ被害のサイン
- 木材表面に直径1〜3mm程度の小さな穴がある
- 穴の周辺に白い木くず(フラス)が積もっている
- 叩くとぽろぽろと崩れるほど内部が傷んでいる
- フローリングや家具に穴を発見した
キクイムシの駆除方法
①薬剤注入
市販の木材害虫駆除剤(クロルピリホス系・ペルメトリン系)を穴から注入します。注入後は穴をパテで塞ぐと効果的です。
②表面散布・含浸
木材用防虫剤を木材表面にハケで塗布・含浸させることで、新たな産卵・侵入を防ぎます。
③熱処理・燻蒸
大型家具や構造材の場合、熱処理(50〜60℃)や燻蒸による駆除が効果的です。専門業者に依頼が必要です。
④専門業者への依頼
住宅の柱・梁などの構造材への被害が疑われる場合は、シロアリ・木材害虫駆除の専門業者に調査を依頼してください。
キクイムシ被害を防ぐには
- 防虫塗料・ニスの塗布:木材への塗布で侵入を予防できます
- 乾燥した環境の維持:湿った木材に発生しやすいため除湿が重要
- 木材の選択:防虫処理済みの建材・家具を選ぶ
- 定期的な点検:木製家具・フローリングを年1〜2回チェック
まとめ
キクイムシは小さな穴と木くずが最初のサインです。早期に発見し薬剤駆除を行うことで被害を最小限に抑えられます。住宅の構造材への被害が疑われる場合は専門業者に相談しましょう。防虫塗料の定期的な塗布が最もコスパの良い予防策です。

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