アブラムシとは?特徴と被害
アブラムシは体長1〜3mm程度の小さな昆虫で、緑・黒・黄・茶色など種類によって色が異なります。植物の茎や葉の裏に群がり、植物の汁を吸って栄養を奪います。繁殖力が非常に高く、放置すると短期間で大量発生して植物を弱らせます。また、スス病(菌の繁殖)の原因となる「甘露(かんろ)」を分泌するため、葉が黒く汚れることも特徴です。
アブラムシが発生しやすい植物
- バラ・チューリップ・パンジーなどの花卉類
- キャベツ・ブロッコリー・ネギなどの野菜類
- ミカン・モモなどの果樹
- 桜・梅などの樹木
アブラムシの効果的な駆除方法
1. 水で洗い流す
発生初期であれば、ホースの水圧で洗い流すだけで大幅に数を減らすことができます。特に葉の裏面に重点的に水をかけましょう。
2. 牛乳・石けん水スプレー
薄めた牛乳や食器用洗剤を水で薄めたスプレーをアブラムシに直接かけると、気門が塞がれて窒息死します。農薬を使いたくない場合に有効な方法です。ただし乾いた後は洗い流さないと植物に悪影響が出ることがあります。
3. 市販の殺虫剤(スプレータイプ・粒剤)
「オルトランDX」「ベニカXファインスプレー」などの浸透移行性殺虫剤は、植物に吸収されてアブラムシを退治します。使用方法・回数・収穫前日数を守って使用してください。
4. テントウムシなどの天敵を利用する
テントウムシはアブラムシの天敵で、大量に捕食します。農薬使用を減らして益虫が住みやすい環境を作ることで、自然発生的な防除が期待できます。
アブラムシを予防する方法
- アブラムシが嫌う植物(バジル・マリーゴールド等)をコンパニオンプランツとして近くに植える
- 反射素材のマルチシートを敷く(アブラムシは光を嫌う)
- 密植を避け、風通しを良くする
- 窒素過多の施肥を避ける(柔らかい葉はアブラムシを引き寄せる)
まとめ
アブラムシは発見したら早期に対処することが大切です。発生初期は物理的な除去や天然成分の農薬で対応し、大量発生した場合は市販の殺虫剤を適切に使用しましょう。

コメント