ハチに関する駆除相談は夏から秋にかけて急増します。スズメバチやアシナガバチは巣を作り、人に危害を加えることがあります。本記事では、ハチの駆除方法と刺された時の応急処置を詳しく解説します。
スズメバチとアシナガバチの違い
スズメバチは体長が2〜3cm程度で、黄色と黒のしま模様が特徴です。攻撃性が高く、複数回刺すことができます。アシナガバチはスズメバチより細長く、1〜2cm程度。スズメバチほど攻撃的ではありませんが、刺されると痛みを伴います。
自分でできるハチの巣除去方法
ハチの巣が小さい場合(テニスボール程度以下)かつアシナガバチであれば、市販のスプレー式殺虫剤を使って自分で除去できます。作業は夜間(ハチが活動しない時間帯)に行い、防護服(厚手の長袖・長ズボン・手袋・帽子)を着用してください。
スズメバチの巣は攻撃性が高いため、専門業者に依頼することを強くおすすめします。特に巣が大きい場合や軒下・屋根裏に作られた場合は危険が伴います。
ハチ駆除の費用相場
ハチ駆除の費用は巣の大きさや場所によって異なります。アシナガバチの小さな巣であれば5,000〜15,000円程度。スズメバチの大きな巣は20,000〜50,000円以上かかるケースもあります。自治体によっては補助制度があるため、まず役所に問い合わせてみましょう。
ハチに刺された時の応急処置
ハチに刺されたら、まず患部を水で洗い流します。針が残っている場合はピンセットや爪で取り除いてください。患部を冷やし、アレルギー反応(アナフィラキシーショック)の症状(呼吸困難・めまい・じんましん)が現れたらすぐに救急車を呼んでください。過去にハチに刺されたことがある方はリスクが高いため、特に注意が必要です。
ハチの巣を作らせないための予防策
ハチの巣予防には、市販の忌避スプレーを軒下や窓枠に噴霧することが効果的です。また、巣作りの時期(4〜6月)に定期的に点検することも大切。早期発見・早期対処が被害を最小限に抑えるポイントです。
ハチ駆除に困った場合は、害虫・害獣駆除業者への相談をおすすめします。見積もりは複数社に依頼して比較するとよいでしょう。
ハチの活動時期と遭遇した時の正しい対処法
スズメバチは7〜10月が最も活動的で攻撃性が高くなります。ハチに遭遇した場合は、急に動いたり大声を出したりせず、ゆっくりとその場から離れてください。黒い服・香水・整髪料はハチを刺激するため、野外活動時は避けることが予防になります。ハチに追われた場合は頭や首を守りながら建物の中へ逃げましょう。
アレルギー体質の方のハチ対策
過去にハチに刺されたことがある方は、2回目以降にアナフィラキシーショックのリスクが高まります。アナフィラキシーとは刺された直後から急速に全身症状(呼吸困難・血圧低下・じんましん)が現れる重篤なアレルギー反応です。ハチアレルギーがある方はエピペン(アドレナリン自己注射)の処方を医師に相談し、外出時は常に携帯することをおすすめします。
スズメバチ・アシナガバチ駆除の安全な手順
自分でハチの巣を除去する場合の安全手順:【準備】防護服(ハチ用の白色系がベスト)・厚手のゴム手袋・ゴーグル・長靴を着用。市販のハチ用スプレー(直噴タイプ・2m以上届くもの)を用意。【作業時間】夜間(22時以降)にハチが全員巣に戻っている時間帯に行う。日中は危険。【作業手順】①スプレーを2〜3m離れた位置から10〜15秒以上巣全体に噴射する。②翌朝に巣を確認し動きがないことを確かめてから巣を取り除く(ビニール袋で覆ってからガムテープで密封)。③巣を取り除いた後、同じ場所に忌避剤を散布して再営巣を防ぐ。7月以降の大型の巣・スズメバチ・高所の巣は必ず専門業者に依頼してください。
ハチに刺された時の応急処置と救急受診のタイミング
ハチに刺された直後の応急処置:①安全な場所に逃げる(追いかけてくる場合は低くなって茂みや建物内に)。②針が残っていればカードなどで横に払って除去(搾り出すのはNG・毒が広がる)。③流水で患部を洗い流す。④氷・保冷剤で冷やす。⑤市販のステロイド外用薬・抗ヒスタミン薬を使用。即座に119番・救急受診が必要な症状:全身のじんましん・喉の違和感や腫れ・息苦しさ・動悸・嘔吐・めまい・意識の低下(アナフィラキシーショック)。ハチに刺されたことがある人は次回に重篤な反応が起きやすいため、エピペン(アドレナリン自己注射器)の処方を医師に相談してください。

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