家の中に出るクモの種類と危険性
日本の家屋に出るクモの多くは害虫を食べてくれる益虫です。ゴキブリ・コバエ・ダニなどを捕食するため、駆除すべきかどうかは状況によります。ただし、毒を持つ危険なクモも存在します。
| 種類 | 特徴 | 危険度 | よく出る場所 |
|---|---|---|---|
| ハエトリグモ | 小さい・ジャンプする・目が大きい | 無害 | 壁面・窓際 |
| アシダカグモ | 体長10cm前後・大きくて速い | 無害(ゴキブリ捕食) | 部屋の隅・天井 |
| ユウレイグモ | 白〜薄い色・巣が不規則 | 無害 | 天井・押し入れ |
| セアカゴケグモ | 黒色に赤い模様・外来種 | 危険(毒あり) | 屋外・排水口付近 |
| ハイイロゴケグモ | 灰色〜褐色・外来種 | 危険(毒あり) | 屋外・隙間 |
セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモは刺されると激しい痛み・発熱・嘔吐が起き、医療機関での受診が必要です。発見した場合は素手で触らず殺虫スプレーで駆除してください。
クモを家から追い出す方法
殺虫スプレーで直接駆除
市販のクモ用殺虫スプレー(または汎用殺虫剤)を直接噴霧します。ピレスロイド系が効果的です。巣にも噴霧し、卵嚢(卵のかたまり)が見えた場合は必ず除去してください。
忌避スプレーで追い出す
クモが嫌うハッカ油・ミント系の忌避スプレーを窓枠・ドア付近・壁の隅に噴霧します。殺さずに追い出したい場合に有効です。
粘着トラップを使う
通り道になりやすい壁際・コーナーに粘着シートを設置します。クモと一緒にそのエサとなる小虫も捕獲できます。
紙コップで捕獲して屋外に逃がす
無毒のクモを殺したくない場合は、コップを被せて紙を差し込んで捕獲し、屋外に放す方法が最も安全です。
クモの巣の除去方法
クモの巣は放置すると増えていきます。定期的に除去してクモが定着しにくい環境を作りましょう。
- 掃除機で吸い取る:最も確実。卵嚢がある場合も一緒に除去できる
- ほうき・ブラシで払う:高い場所の巣に有効。その後掃除機で吸い取る
- クモの巣除去スプレー:スプレーして巣をまとめて除去できる市販品がある
注意:卵嚢を除去せずに巣だけ払うと、後から大量の幼虫が孵化する場合があります。巣と卵嚢を必ずセットで除去してください。
クモが家に入ってくる原因と侵入防止
クモが室内に侵入する主な原因は「エサとなる虫がいること」と「隙間から入ってくること」です。
- ゴキブリ・コバエ・ダニを先に駆除する:エサがなければクモも来ない
- 窓・ドアの隙間を塞ぐ:隙間テープで侵入経路を塞ぐ
- 外灯をLEDに変える:虫が集まりにくくなりクモのエサが減る
- 室内を乾燥させる:湿気が多いと虫が繁殖しやすくなる
クモ対策の頻度と季節
クモは春(3〜5月)と秋(9〜11月)に活動が活発になります。この時期の前に忌避剤スプレーを窓・玄関まわりに散布しておくと、室内への侵入を予防できます。
まとめ
家のクモの多くは益虫なので、見つけるたびに全て駆除する必要はありません。ただしセアカゴケグモ・ハイイロゴケグモは危険なので即座に駆除してください。大量発生・巣が目立つ場合は、エサとなる小虫の駆除と隙間封鎖から取り組むのが根本的な解決策です。

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