ノミとは?ペットに寄生するノミの特徴
ノミは体長1〜3mmの昆虫で、ネコノミ・イヌノミ・ヒトノミの3種類が家庭内に侵入します。ペットがいる家庭では特にネコノミが多く、犬にも寄生します。ノミは宿主の血を吸い、猛烈なかゆみを引き起こします。1日に最大50個の卵を産むため、気づいた時には家中に繁殖していることがあります。
ノミが家に持ち込まれる主な経路
ノミが家に入る経路は主に4つです。①散歩や外出から帰ったペットの毛に付着して侵入するケース、②野良猫や近所のペットとの接触、③中古の家具や絨毯についていたノミ、④人間の衣服に付いて持ち込まれるケースがあります。ペットを飼っている家庭では、月1回以上のノミ予防薬の投与が重要です。
ノミの駆除方法【ペットがいる家庭向け】
1. ペット本体のノミ駆除
まずペット本体のノミを駆除することが最優先です。動物病院で処方されるフロントラインプラスやブラベクトなどのスポットオン剤が最も効果的です。市販品ではノミ取りシャンプーや首輪タイプの忌避剤も使えますが、効果は処方薬より低い傾向があります。ノミ取りコームで毎日コーミングすることも大切です。
2. 室内のノミ駆除
ペット本体を処置するだけでは不十分です。ノミの卵・幼虫・さなぎは絨毯や畳の中に潜んでいるため、室内の駆除も同時に行う必要があります。掃除機で徹底的に吸い取り、ペットの寝床やよく使う場所を重点的に掃除します。その後、ノミ専用の殺虫スプレー(バルサン・レイドなど)を使用します。スプレー後は3〜4時間換気が必要です。
3. 布団・カーペットの洗濯・熱処理
ノミは60℃以上の熱で死滅します。ペットの毛布や寝床は60℃以上の湯で洗濯するか、乾燥機を使用してください。カーペットは掃除機がけ後にスチームクリーナーを使うと効果的です。洗濯できない大きな絨毯は、専門業者のクリーニングを検討してください。
ノミの再発防止・予防対策
ノミは一度駆除しても再発しやすい害虫です。以下の予防対策を継続して行いましょう。①ペットに毎月ノミ予防薬を投与する(フロントラインプラス・マイフリーガードなど)、②週1回以上の掃除機がけを習慣化する、③ペットの寝床を定期的に洗濯する、④玄関マットを頻繁に洗う、⑤外から帰ったら玄関でコーミングをするです。
ノミ駆除を業者に依頼する場合の費用相場
自分での駆除が難しい場合や、大量発生している場合は専門業者に依頼することを検討してください。ノミ駆除の費用相場は、1LDKで15,000〜30,000円、2LDKで20,000〜40,000円程度が目安です。業者によっては保証期間(1〜3ヶ月)があり、再発した場合の再施工が無料のところもあります。複数の業者に見積もりを依頼して比較検討することをお勧めします。
ノミに刺されたときの対処法
ノミに刺されると、強いかゆみと小さな赤い点が残ります。刺された箇所を掻き壊すと細菌感染の原因になるため、市販のかゆみ止め(抗ヒスタミン薬配合のもの)を塗布してください。症状がひどい場合や、多数刺された場合は皮膚科を受診してください。特に子どもや高齢者は重症化しやすいので注意が必要です。
よくある質問(ノミ駆除)
Q. ノミはペットがいなくても発生する?
A. はい、人間の衣服や靴に付着して持ち込まれることがあります。また、以前に動物が住んでいた家や、野良猫が近くにいる環境でも発生します。
Q. ノミの卵はどのくらいで孵化する?
A. 気温によりますが、25℃前後では1〜2日で孵化します。幼虫は光を嫌い、絨毯の奥や床の隙間に潜り込んで2〜3週間かけてさなぎになります。成虫になると再び宿主(ペット・人間)に寄生します。
Q. 市販の殺虫剤でノミは駆除できる?
A. 成虫には効果がありますが、卵・さなぎには効かないものがほとんどです。スプレー処理後も2〜3週間は繁殖サイクルが続くため、定期的に繰り返し処理することが必要です。完全駆除には1〜2ヶ月かかることがあります。

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