シロアリ被害を放置するとどうなる?
シロアリは木材の内部から食い荒らすため、外から見ても被害に気づきにくいのが特徴です。被害が進むと柱・床・壁が空洞化し、建物の耐震性が著しく低下します。地震での倒壊リスクが高まるため、早期発見・早期対処が重要です。
シロアリ被害のサイン・チェックポイント
- 床がふかふかしている・沈む感覚がある
- 木材を叩くと空洞のような音がする
- 羽アリが室内に大量発生した(4〜7月)
- 土台・柱に泥状の「蟻道(ぎどう)」がある
- 押し入れや床下に木くずのようなものがある
シロアリ駆除の方法
1. バリア工法(土壌処理・木材処理)
薬剤を床下土壌と木材に散布する最も一般的な方法です。即効性があり、現在のシロアリを素早く駆除できます。
- 効果持続期間:5年程度
- 費用:1,000〜1,500円/坪(30坪で3〜4.5万円)
2. ベイト工法(毒餌トラップ)
地中にトラップ(毒餌入りステーション)を設置し、シロアリにコロニーに持ち帰らせて巣ごと壊滅させる方法です。薬剤を広範囲に散布しないためペットや子供がいる家庭に向いています。
- 効果:巣ごと駆除できる
- 費用:10〜30万円(設置数・面積による)
- 注意:効果が出るまで時間がかかる(数ヶ月)
シロアリ駆除の費用相場
| 工法 | 費用目安(30坪の場合) | 効果期間 |
|---|---|---|
| バリア工法 | 30,000〜45,000円 | 5年 |
| ベイト工法 | 100,000〜300,000円 | 巣消滅まで継続 |
| リフォーム(重症) | 数十万〜数百万円 | 建材交換 |
※5年ごとの再施工が基本。坪単価1,000〜2,000円が相場です。
DIYでシロアリ対策はできる?
市販の薬剤(シロアリ駆除スプレー・粉末)で床下の処理は可能ですが、以下の理由から業者依頼を推奨します。
- 床下への入り込みが困難(体力・技術が必要)
- 市販薬剤は業務用より効力が低い
- 保証が一切ない(業者は5年保証が標準)
- 被害箇所の全体把握が難しい
信頼できる業者の選び方
- 公益社団法人日本しろあり対策協会の認定業者を選ぶ
- 複数社から相見積もりを取る(最低3社)
- 5年保証・再施工保証があるか確認
- 床下点検が無料か・点検後の強引な営業がないか注意
- 使用薬剤・成分の開示があるか確認
訪問販売に注意
「無料点検に来た」と言って強引に契約させる悪徳業者が多いです。突然の訪問販売には応じず、自分で業者を選んで依頼しましょう。
シロアリ予防のポイント
- 床下の湿気対策(換気口・防湿シートの設置)
- 木材の防腐・防蟻処理
- 庭の木材・廃材を放置しない
- 雨漏りや結露で木材が濡れた状態を放置しない
- 5年ごとの定期的な床下点検・再施工
まとめ
シロアリ被害は外からわかりにくく、気づいたときには深刻な状況になっていることも少なくありません。5年ごとの定期的な点検・施工を継続することが最も確実な予防策です。業者選びでは認定業者の相見積もりを必ず取り、強引な訪問販売には応じないことが重要です。

コメント