トコジラミとは
トコジラミ(南京虫・ベッドバグ)は吸血性の昆虫で、就寝中に刺されて強いかゆみを引き起こします。近年インバウンド増加・中古家具流通の拡大とともに急増しており、一般家庭でも被害が増えています。
トコジラミの特徴
- 体長1〜7mm・赤茶色・平べったい形状
- 夜行性:夜間に吸血し昼間は隙間に隠れる
- 繁殖力が非常に強い:1日に最大5個の卵を産む
- 殺虫剤耐性を持つ個体が増加している
被害のサイン
- 朝起きると体にかゆい赤い跡が複数ある(一列・弧状に並ぶことが多い)
- マットレス・ベッドフレームの縫い目に黒い点(糞)がある
- シーツに血の染みがある
- 甘い鉄分のような臭いがする
駆除方法
熱処理(最も効果的)
- 布団・衣類を60℃以上の乾燥機で30分以上処理
- スチームアイロンをマットレスの縫い目・隙間にゆっくりあてる
殺虫剤
- ピレスロイド系スプレー:隙間・縫い目に噴射
- 注意:耐性個体が増えているため効かないことがある
業者駆除(重症の場合は必須)
- 薬剤散布・熱処理・燻蒸処理など複合的な駆除
- 費用:50,000〜200,000円(部屋の広さ・感染度合いによる)
旅行・ホテルで持ち帰らない予防策
- ホテル到着時にマットレスの縫い目・ヘッドボードを確認
- スーツケースはベッドの上に置かない(床・バスタブに置く)
- 帰宅後は衣類を全て乾燥機にかける
- スーツケースは屋外か玄関で開ける
まとめ
トコジラミは自力駆除が非常に難しい害虫です。早期発見・早期対処が重要で、大量発生している場合は専門業者への依頼を推奨します。旅行時の予防習慣も大切です。

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