食品を扱う施設での害虫対策の重要性
飲食店・食品工場での害虫発生は食品汚染・食中毒・営業停止・信用失墜に直結します。2021年にHACCP(ハサップ)義務化が全事業者に適用され、害虫対策の記録・管理が法的に求められています。
HACCPにおける害虫対策の位置づけ
- 「一般的衛生管理プログラム(前提条件プログラム)」の重要な項目
- 定期的な点検・記録の作成・保管が必要
- PCO(ペストコントロールオペレーター)業者との契約管理記録が求められる場合がある
施設別の主な害虫リスク
| 施設 | 主なリスク害虫 |
|---|---|
| 飲食店(厨房) | チャバネゴキブリ・コバエ・ハエ・ネズミ |
| 食品工場 | チャバネゴキブリ・ガ類・甲虫類(貯蔵食品害虫) |
| 倉庫・食品庫 | シバンムシ・コクゾウムシ・ノシメマダラメイガ |
日常の衛生管理
- 毎日の清掃記録:床・排水溝・グリストラップ・冷蔵庫下
- 食材の管理:密閉容器保管・賞味期限内使用・段ボールは即時解体・廃棄
- ゴミの管理:蓋付きゴミ箱・毎日回収・搬出
- 侵入防止:扉の下部に防鼠材・換気口に防虫ネット
定期的な防除(PCO契約)
- 月1〜4回の専門業者による定期点検・処理が推奨
- 処理内容・使用薬剤・発見害虫数の記録を保管(HACCP記録)
- 年1〜2回の重点的な燻蒸処理
まとめ
食品事業者の害虫対策は衛生管理の根幹です。専門業者(PCO)との契約・日常清掃記録の継続・侵入防止の徹底を組み合わせて、食品安全と法令遵守を両立させましょう。

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