家の中のクモを減らす方法|駆除スプレーと予防策・益虫として残すべき種類も解説

家の中のクモを減らしたい場合の対策

家の中のクモを減らすには「クモを直接駆除する」だけでなく「クモが来たくなる環境を改善する」ことが重要です。エサとなる虫が減れば、クモも自然に減っていきます。

クモが家の中で増える原因

  • ゴキブリ・コバエ・コオロギなどクモのエサになる虫が多い
  • 窓・ドア・配管周りから侵入しやすい隙間がある
  • 壁の隅・押し入れ・天井など掃除が行き届かない場所が多い
  • 外灯・室内照明に虫が集まり、それを追ってクモが侵入する

クモを駆除・追い出す方法

1. 忌避スプレーで住み着かせない

  • クモ専用の忌避スプレーを壁の隅・押し入れ・天井の角に塗布する
  • ピレスロイド系が主成分のものは接触したクモを即効で倒す効果もある
  • 効果は2〜4週間。雨に当たる場所はより頻繁に補充が必要

2. クモのエサを減らす

  • ゴキブリの毒餌を設置・コバエ対策を実施してクモの餌を減らす
  • 外灯をLEDに変えて虫の集まりを抑える
  • 窓の隙間・排水口から虫が入らないよう封鎖する

3. こまめな清掃で巣を除去

  • 伸縮ほうき・クモの巣取りグッズで巣を定期的に除去する(月1〜2回)
  • クモの巣を除去した後に忌避スプレーを塗布する
  • 掃除機で吸い込む方法も有効(フィルターの目が細かいタイプ)

益虫として残すべきクモとは

種類 特徴 残した方がいい?
アシダカグモ 大型・ゴキブリを捕食 ○(ゴキブリ対策になる)
ハエトリグモ 小型・コバエを食べる ○(害もなく可愛い)
ユウレイグモ 細い足・天井の隅 △(巣が目立たなければ)
セアカゴケグモ 腹部に赤い模様 ✕(毒あり・即処置)

クモが出やすい場所別チェックリスト

  • □ 浴室・洗面台の隅は定期清掃しているか
  • □ 玄関まわりの外灯はLEDか
  • □ 窓・ドアの隙間は封鎖されているか
  • □ 押し入れの中が整理されているか(クモの隠れ場所がないか)
  • □ ゴキブリ対策(毒餌等)を実施しているか

よくある質問

Q:クモを駆除したらゴキブリが増えました。関係ありますか?

A:関係があります。アシダカグモはゴキブリを主食とするため、アシダカグモがいなくなるとゴキブリが増えることがあります。クモを追い出した後はゴキブリ対策(毒餌・くん煙剤)を強化することをお勧めします。

家の中のクモの種類と危険なクモ・無害なクモの見分け方

日本の家庭内でよく見られるクモと危険度:無害なクモ(益虫):アシダカグモ(体長10〜15cm・灰褐色・大型):ゴキブリや害虫を捕食する益虫として知られる。見た目は大きくて怖いが無毒。アダンソンハエトリ(体長1cm以下・ジャンプする):コバエを食べる益虫。毒はない。コアシダカグモ・ユウレイグモ類:どちらも無害。注意が必要なクモ(毒あり):セアカゴケグモ(外来種・特定外来生物):黒体に赤い模様。毒あり。主に屋外(排水口・側溝周辺)に生息。見かけたら素手で触らず保健所・自治体に通報。カバキコマチグモ:葉を丸めて巣を作る。毒あり・強い痛みが出る。庭の植物周辺に注意。室内のほとんどのクモは無毒かつ害虫を食べる益虫のため、極端に怖がる必要はありません。

室内のクモを減らす方法と共存・駆除の判断基準

クモへの対処法と判断基準:共存を選ぶ場合(推奨):少数のアシダカグモ・ハエトリグモは他の害虫を駆除してくれるため、見かけても放置が有効な選択肢。特にアシダカグモがいる家はゴキブリが減るという経験談は多い。駆除する場合:①クモスプレー(ピレスロイド系)を直接噴霧する。②クモの巣は掃除機で吸い取る(巣を壊すと移動するだけなので、クモごと吸い取るのが効果的)。③粘着トラップで捕獲する。クモを減らす根本対策(餌の虫を減らす):クモが増えるのは「餌になる虫(コバエ・ゴキブリ・蚊等)」が多い証拠。→窓・換気口の隙間封鎖・照明のLED化・台所の清潔維持で虫全般を減らすとクモも自然に減る。大量発生(何十匹もいる)や特定外来種(セアカゴケグモ等)の疑いがある場合は業者・保健所に相談してください。

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