ハクビシンとは
ハクビシンはジャコウネコ科の動物で、体長45〜60cm(尾を含めると1m超)・体重3〜4kgほどです。雑食性で、果樹・農作物・生ゴミを食べ、屋根裏・天井裏に住み着いて大量の糞・尿による被害をもたらします。夜行性・木登りが得意で、わずかな隙間からでも侵入します。
ハクビシンの被害
- 屋根裏・天井裏での大量の糞・尿(天井の染み・腐食・悪臭)
- 断熱材を巣として破壊
- 糞に発生するダニ・ノミが室内に侵入
- 屋根裏での鳴き声・走り回る音(夜間)
- 果樹・農作物(スイカ・ブドウ・トウモロコシ)の食害
鳥獣保護法との関係
ハクビシンは外来種ですが鳥獣保護管理法の規制対象(指定捕獲等対象鳥獣)であり、都道府県の許可なしに捕獲・殺傷することは違法です。対策は「追い出す・侵入させない」が合法的な対処法です。
追い出し方
- 忌避剤:木酢液・クレゾール・唐辛子成分スプレーを住み着いている場所に散布(週1〜2回)
- 超音波発生器:ハクビシンが嫌がる周波数を出す機器を屋根裏に設置
- ハーブ系忌避剤(ミントオイル・カルモイット)
- 追い出し後は侵入口を全て塞ぐ(残っている状態で塞がない)
侵入口の塞ぎ方
- 3cm以上の隙間があれば侵入できる
- 屋根瓦の隙間・軒裏の換気口・外壁の亀裂・雨どいの出口などを金属メッシュ・金属板・シリコンコーキングで塞ぐ
- 木材は噛み破られるため金属素材で対処
糞の処理
- マスク(N95推奨)・ゴム手袋・防護服を着用
- 糞は乾燥させないよう水で湿らせてから集める
- 二重ビニール袋に密封→消毒(次亜塩素酸ナトリウム)→廃棄
- 断熱材が汚染されている場合は全交換が必要(業者に依頼)
業者への依頼費用
- 追い出し・侵入口封鎖・消毒:10〜25万円
- 断熱材交換が必要な場合:30〜60万円以上
まとめ
ハクビシンは法律で捕獲に許可が必要なため、「忌避で追い出し→侵入口の完全閉塞」が基本です。屋根裏の糞害が深刻な場合は専門業者への依頼が最も安全で確実です。

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