マダニに刺されたら、自分で無理に取り除こうとしてはいけません。誤った方法では頭部がマダニの体内に残り、感染症リスクが高まります。この記事では正しい対処法と受診すべき症状を解説します。
マダニとイエダニ・ツメダニの違い
| 種類 | 大きさ | 刺す場所 | 感染リスク |
|---|---|---|---|
| マダニ | 2〜10mm(吸血後10〜20mm) | 屋外の草むら・山林 | 高(SFTSウイルス・ライム病等) |
| イエダニ | 1mm以下 | 室内(ネズミが宿主) | 低〜中 |
| ツメダニ | 0.5〜1mm | 布団・カーペット | 低(かゆみの原因のみ) |
マダニに刺されたときの正しい対処法
最重要:マダニが皮膚に食いついている状態で自分で引き抜かない
- マダニは頭部を皮膚に差し込んで吸血中。強引に引っ張ると頭部が残り感染リスクが上がる
- すぐに皮膚科・感染症内科を受診する
- 刺された部位・日時・場所をメモしておく(受診時に必要)
受診前にできること
- 刺された部位を水と石鹸で軽く洗う(マダニを取ろうとしない)
- 刺された場所(山・草むらの地域)を記録する
- マダニをティッシュで包み持参できる場合は持っていく
すぐに病院へ行くべき症状
- 刺された後2〜14日以内に発熱・頭痛・筋肉痛が出た場合
- 刺された周囲が赤く広がる(ライム病の特徴的な赤い輪)
- 食欲不振・嘔吐・下痢
- 刺されて1ヶ月以内の体調不良全般
マダニに刺されないための予防策
- 草むら・山林に入る時は長袖・長ズボン・靴下を着用
- 虫除けスプレー(ディート/イカリジン配合)を露出部に使用
- 帰宅後は全身を確認。特に首・わきの下・ひざ裏・頭皮をよく確認する
- 帰宅後すぐにシャワーを浴び衣類は洗濯する
