「部屋の中にコウモリが入ってきた」「屋根裏にコウモリが住み着いている」——そんなケースで困っている方も多いでしょう。コウモリは鳥獣保護法で保護されており、勝手に捕獲・殺傷することは禁止されています。本記事では、コウモリが家に入った場合の対処法・追い出し方・業者費用を解説します。
コウモリの基本情報
日本の住宅に住み着く代表的な種類はアブラコウモリ(イエコウモリ)です。体長4〜6cm・体重5〜10gの小型のコウモリで、夕暮れに集団で飛び回る姿をよく見かけます。軒下・屋根裏・雨戸の戸袋・瓦の隙間などに集団でねぐらを作ります。
コウモリが家に入ってくる原因
- 1cm程度の隙間があれば侵入できる
- 換気口・屋根の隙間・瓦の下が主な侵入経路
- 窓が開いていた場合も一時的に迷い込むことがある
コウモリの被害
- 糞尿被害:大量の糞が堆積し、悪臭・カビ・シミの原因になる
- 騒音:夜に鳴き声(超音波)や羽ばたき音がする
- 感染症リスク:糞に狂犬病類似ウイルス・ヒストプラズマ症の原因菌が含まれることがある
- 寄生虫:コウモリに付着するダニ・ノミが室内に広がることがある
部屋に入ってきたコウモリへの対処法
窓を開けて出口を作る
一時的に迷い込んだコウモリは、窓を開けて部屋を暗くすれば自然に外へ出ていくことが多いです。電気を消して1〜2か所の窓を開け、静かに待ちましょう。
軍手・厚手のグローブで保護
コウモリが疲れて床に落ちた場合、軍手をして外へ逃がしましょう。素手では触らないこと(感染症リスク)。
屋根裏・軒下に住み着いた場合の追い出し方
忌避剤の使用
コウモリが嫌うハッカ油・コウモリ専用忌避スプレーをねぐらの周囲に吹きかけます。コウモリが出かけている夜間(日没後)に作業し、翌朝戻ってきたときに嫌がって離れるのを待ちます。
追い出した後に侵入口を封鎖
コウモリが全ていなくなったことを確認した後、侵入口を金属メッシュやコーキング剤で封鎖します。コウモリがいる状態で封鎖すると閉じ込めることになります(法律違反になる可能性あり)。
専門業者への依頼
コウモリが大量に住み着いていたり、侵入箇所が多い場合は専門業者への依頼をおすすめします。
費用の目安
- 追い出し・侵入口封鎖(一戸建て):3〜8万円
- 糞の清掃・消毒:3〜10万円(量・範囲による)
- 合計:5〜15万円程度
まとめ
コウモリは法律で保護されているため、捕獲・殺傷はできません。一時的に侵入したコウモリは窓を開けて自然に誘導し、屋根裏などに住み着いている場合は忌避剤で追い出した後に侵入口を封鎖することが基本的な対処法です。被害が大きい場合は専門業者に相談しましょう。

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