コウモリが家に住み着く理由と被害
コウモリ(主にアブラコウモリ)は体長5cm前後の小型のコウモリで、日本の住宅街で最もよく見られる種類です。1〜2cmの隙間があれば侵入でき、屋根裏や軒下、瓦の隙間などに集団で住み着きます。コウモリは鳥獣保護法で保護されており、勝手に捕獲・殺傷することは法律で禁じられています。
コウモリ被害の具体的な内容
- 糞尿による汚染:コウモリは同じ場所に繰り返し糞をします。屋根裏に大量に蓄積した糞は悪臭を発し、アレルギーや感染症(ヒストプラズマ症など)のリスクがあります
- 騒音被害:夜行性のため夕方〜夜間に鳴き声や羽音が発生します
- 二次害虫:コウモリの糞にはダニやノミが大量発生することがあります
- 建物へのダメージ:尿が木材を腐食させ、建物の劣化を加速させます
コウモリを追い出す正しい方法
コウモリを捕獲・殺傷することはできませんが、追い出すことは合法です。以下の手順で対処してください。
- 忌避剤の使用:ハッカ油や市販のコウモリ専用忌避スプレーを侵入口や巣の周辺に散布します。コウモリは嗅覚が敏感で、強い臭いを嫌います
- 光・超音波の活用:強い光(LEDライト)や超音波発生器をねぐらに向けることで、コウモリが居心地悪くなり出て行きます
- 追い出しタイミング:夕方にコウモリが餌を求めて外に出たタイミングで侵入口を塞ぎます。子育て時期(6〜8月)は子コウモリが飛べないため、この時期の封鎖は避けてください
侵入口の封鎖と清掃
コウモリを追い出したら、すべての侵入口を封鎖します。1〜2cmの隙間も見落とさず、金属メッシュや防鼠パテで塞いでください。その後、糞の清掃・消毒を行います。乾燥した糞は粉末状になって空気中に舞い上がるため、必ずマスク・手袋を着用して作業してください。清掃後は消毒薬(アルコール系)でしっかり拭き取ります。
専門業者への依頼費用の目安
コウモリ対策の業者費用は被害規模により異なります。一般的な費用の目安は追い出し・忌避処理で3万〜8万円、侵入口封鎖で2万〜5万円、清掃・消毒で3万〜10万円程度です。被害が広範囲の場合は合計20万円を超えることもあります。自治体によっては相談窓口を設けている場合もあるので、まず問い合わせてみましょう。
コウモリが屋根裏に棲み着くと起こる被害
コウモリが屋根裏に棲み着くと、フン・尿の悪臭と天井の染み、ダニ・カビの発生、深夜の羽音や鳴き声などの被害が起きます。コウモリのフンには菌・ウイルスが含まれることがあり、清掃時はマスク・手袋が必須です。コウモリは鳥獣保護法で保護されており、許可なく殺傷・捕獲は違法です。
コウモリの追い出し方法と侵入防止工事
コウモリを追い出すには、忌避スプレー(ハッカ油・木酢液系)を屋根裏に噴霧する方法が有効です。強い光(フラッシュライト)も一時的に効果があります。追い出した後は通気口・換気口・屋根の隙間を金属メッシュで塞いで封鎖します。業者に依頼する場合の費用は50,000〜200,000円程度です。フン・尿の清掃・消毒工事が別途必要になることもあります。
コウモリの生態と日本で保護されている理由
日本に生息するコウモリ(アブラコウモリ等)は鳥獣保護管理法により保護されており、無許可での捕獲・殺傷は禁止されています。コウモリの特徴:夜行性で虫(蚊・ガ等)を大量に食べる益獣。一夜に自重と同量の虫を食べることがある。寿命は10〜20年で非常に長命。家への侵入ルート:屋根の隙間(1cm以上あれば侵入可能)・換気口・瓦のずれ。被害の特徴:糞害(直径1〜1.5cm・コウモリ糞は乾燥すると粉状になり吸入すると衛生上の問題あり)、鳴き声・異臭、外壁の汚れ。
コウモリを追い出す方法と再侵入防止策
コウモリの追い出し方法(捕獲・殺傷しない方法のみ合法):①光・風による忌避:屋根裏にLEDライトや扇風機を設置してコウモリが嫌う環境を作る。②忌避剤の使用:コウモリ用忌避スプレー(ハッカ油系・唐辛子系)を侵入口付近に散布。③超音波発生器:コウモリが嫌う超音波を発する機器を設置(効果の個体差あり)。追い出した後の封鎖:コウモリが外に出た後(夜間・夕暮れ時に飛び立つ時間帯)を確認してから、侵入口をコーキング剤・金属メッシュで完全封鎖する。天井裏の糞尿清掃・消毒は防護服着用で行い、量が多い場合は専門業者への依頼を推奨します。

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