家の中でクモを見かけると驚く方も多いですが、クモには益虫(害虫を食べる)もいれば、毒を持つ危険な種類もあります。本記事では、日本の家の中でよく見られるクモの種類・毒グモの見分け方・効果的な駆除と予防の方法を解説します。
家の中でよく見られるクモの種類
1. ユウレイグモ(益虫)
体長3〜7mm、白っぽく細い脚が特徴の小型クモ。天井や壁の隅に不規則な巣を作ります。ゴキブリの幼虫など害虫を捕食する益虫です。毒はほぼ無害です。
2. アシダカグモ(益虫)
体長2〜3cm(脚を伸ばすと10cm超)の大型クモ。一見こわいですが、ゴキブリ・ムカデなどを大量に食べる益虫です。巣を作らず徘徊タイプで、毒はほぼ無害です。
3. セアカゴケグモ(危険!)
体長1〜1.5cm、黒い体に赤い模様が特徴の毒グモ。強毒を持ち、刺されると激しい痛み・筋肉痛・発熱などが起きます。外来種で、大阪・愛知・兵庫など西日本を中心に定着。ブロック塀の穴・植木鉢の下などに巣を作ります。見つけたら素手で触らず専門機関に連絡してください。
4. クロゴケグモ(危険!)
外来種の毒グモ。セアカゴケグモの仲間で同様に危険です。輸入品・船荷に混入して侵入することがあります。
毒グモの見分け方
- セアカゴケグモ:黒い体・腹部の赤い砂時計型の模様
- クロゴケグモ:黒い体・腹部に赤い模様
- どちらも光沢のある黒で、腹部が丸みを帯びている
クモの駆除方法
1. 殺虫スプレー
クモ専用または虫用の殺虫スプレーを直接噴射します。「クモの巣スプレー」は巣を作りにくくする効果もあります。
2. 掃除機で吸い取る
害のないクモは掃除機で吸い取って外に放す方法が最も安全です。
3. 粘着トラップ
ゴキブリ用粘着トラップに掛かることもあります。床際・壁沿いに設置すると効果的です。
クモの侵入を防ぐ方法
- 窓・網戸の隙間をふさぐ
- 玄関・ドアまわりに忌避スプレーを吹きかける
- クモのエサとなる害虫(ゴキブリ・蚊など)を減らす
- 室内の荷物を整理して隠れ場所を減らす
セアカゴケグモを見つけたら
セアカゴケグモを発見した場合は素手で触らず、市区町村の保健所または専門業者に連絡してください。刺された場合は速やかに病院(必要に応じて救急)を受診してください。
まとめ
日本の家に出るクモの多くは益虫ですが、外来の毒グモ(セアカゴケグモ等)には注意が必要です。黒くて光沢のある体・赤い模様を持つクモは触れずに専門機関に連絡しましょう。一般的なクモは殺虫スプレー・掃除機で対処し、害虫を減らすことでクモも減少します。

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