キョン被害と駆除・対策方法【2026年最新】農作物被害・捕獲方法の完全ガイド

キョンとは?日本に広がる外来種の小型鹿

キョンは中国南部・台湾原産の小型シカで、体長約50〜70cm・体重8〜12kg程度。ペットや動物園から逃げ出したものが野生化し、千葉県・伊豆大島を中心に急増しています。特定外来生物に指定されており、無許可での捕獲・飼育は禁止です。

キョンによる主な被害

農作物(野菜・果樹・水稲)の食害が深刻で、千葉県内では年間数億円規模の農業被害が報告されています。植林地の樹皮剥ぎや下草食いによる森林被害、在来植物の減少による生態系への影響も問題となっています。繁殖力が高く、年1頭を産みながら出生直後から次の妊娠が可能なため個体数が急増しやすい特性があります。

キョンの見分け方

  • 体長50〜70cm・体重8〜12kgの小型シカ
  • 茶褐色の体毛、白い腹部
  • オスには短い角と牙(犬歯)がある
  • 「キョン」という独特の鳴き声

法律上の注意点

キョンは特定外来生物(外来生物法)に指定されているため、無許可での捕獲・飼育・運搬・譲渡は禁止です。捕獲には都道府県知事の許可が必要です。千葉県では防除実施計画に基づく許可申請が可能です。

キョン対策・防除方法

①電気柵・防獣ネット:農地全体を高さ1.5m以上の電気柵や防獣ネットで囲います。キョンは跳躍力があるため、上部を内側に折り返す設計が有効です。費用は1mあたり3,000〜8,000円程度。

②箱罠・くくり罠による捕獲:許可取得後、箱罠やくくり罠を設置します。餌はリンゴ・ニンジン・芋類が有効です。捕獲後は適切に処分します。

③専門業者への依頼:許可申請〜捕獲〜処分まで一括対応してもらえます。費用は5万〜15万円程度。

千葉県の補助制度

千葉県・各市町村では防護柵設置費や捕獲機材購入費の一部を補助する制度があります。市区町村の農政担当窓口や千葉県農林水産部に問い合わせましょう。

まとめ

キョンは繁殖力が高く放置すると被害が急拡大する特定外来生物です。早期に行政・専門業者へ相談し、適切な許可のもとで捕獲・防護対策を進めることが重要です。

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