アライグマの被害と対策|農地・家屋への侵入を防ぐ方法と法律上の注意点

アライグマとは

アライグマは北米原産の外来種で、日本では特定外来生物に指定されています。ペットとして輸入されたものが野生化し、現在は全国的に生息域を広げています。鳥獣保護法の保護対象外のため、許可申請なしで捕獲が可能な自治体も多いです。

アライグマによる主な被害

  • 農業被害:スイカ・トウモロコシ・ブドウ・柿などを食い荒らす。手先が器用で防鳥ネットをめくる
  • 家屋への侵入:天井裏・床下に棲みつく。糞尿による汚染・腐食・悪臭
  • 鶏舎・養殖場被害:ニワトリ・魚を捕食
  • 感染症リスク:アライグマ回虫(人に感染しうる)・狂犬病ウイルスの保有

アライグマの見分け方

  • 体重:4〜9kg・体長50〜70cm(尾含む)
  • 顔:目の周りに黒いマスク状の模様
  • しっぽ:黒と灰のシマ模様が特徴的
  • ハクビシンとの違い:アライグマはしっぽのシマが目立つ・ハクビシンは鼻の白い筋

捕獲・駆除について

  • アライグマは特定外来生物→捕獲許可の申請先は各都道府県・市区町村の担当窓口(環境・農林担当)
  • 多くの自治体では捕獲器(わな)の貸し出しサービスを実施
  • 捕獲後の処分(殺処分)も許可の範囲内で行う

侵入防止策

  • 農地:電気柵(地面から高さ20cm・40cm・60cmの3段が効果的)
  • 家屋:外壁・基礎の隙間(直径3cm以上)を金属メッシュで封鎖
  • ゴミ:専用の蓋付き金属製ごみ箱を使用
  • 果樹:収穫間近の果物はネットで保護

まとめ

アライグマは特定外来生物で鳥獣保護法の保護対象外です。被害を受けたら市区町村の担当窓口に相談し、捕獲器の貸し出しや専門業者の紹介を受けましょう。電気柵・侵入口封鎖が最も効果的な予防策です。

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