コウモリが家に住み着くと起きる問題
日本でよく家屋に侵入するのはアブラコウモリ(イエコウモリ)で、体長4〜6cm・体重5〜10gの小型のコウモリです。屋根裏・軒下・換気口・外壁の隙間などに10〜100匹以上が集団で住み着き、以下の被害を引き起こします。
- 大量の糞(糞尿の臭い・シミ・天井への染み出し)
- 鳴き声・夜間の羽ばたき音
- コウモリに寄生するダニ・ノミが室内に侵入する
- 感染症リスク(狂犬病ウイルス・ヒストプラズマ症など)
コウモリは鳥獣保護法で保護されている
コウモリは鳥獣保護管理法により、捕獲・殺傷・飼育が禁止されています。自分で駆除(殺傷)することは違法です。「追い出す」「侵入させない」対策のみが合法的な対処方法です。
追い出し方
- コウモリが外出する夕暮れ時(日没後30分〜1時間)に、全ての出入り口を確認する
- スプレータイプの忌避剤(ハッカ油・木酢液・専用スプレー)を住み着いている場所に吹き付ける
- 超音波発生器を設置(補助的効果)
- コウモリが出た後、即座に侵入口を塞ぐ(中に残っていないか確認後)
糞の処理方法
- マスク(N95推奨)・ゴム手袋・防護メガネを着用する
- 糞を乾燥させないよう水で湿らせてからスコップで集める(乾燥した糞は粉塵で飛散しやすく感染リスク大)
- 二重のビニール袋に入れて密封し、可燃ゴミとして捨てる
- 処理後は次亜塩素酸ナトリウム溶液(ハイターなど)で消毒
侵入口の塞ぎ方
- 1cm以上の隙間があればコウモリは侵入できる
- 防鳥ネット・金属メッシュ・シリコンコーキングで完全閉塞
- 瓦の隙間・換気口カバーの破損・外壁クラックを重点的に確認
業者への依頼
屋根裏への住み着き・大量の糞被害・再侵入を繰り返す場合は害獣駆除業者へ依頼。費用目安は3〜20万円(規模によって大きく異なる)。
まとめ
コウモリは殺傷禁止のため「追い出し+侵入口の完全閉塞」が唯一の解決策です。糞の処理は感染リスクがあるため防護具を必ず着用してください。

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