ムカデに刺された時の対処と応急処置|家の中に出たムカデの駆除と侵入予防

ムカデとは

ムカデ(百足)は4〜10月に活動する肉食性の節足動物で、日本ではトビズムカデ(体長8〜15cm)が最も一般的です。素早い動き・強力な毒(毒腺を持つ顎肢で刺す)が特徴で、刺されると強烈な痛み・腫れ・発赤が生じます。家の中では風呂場・洗面所・玄関・押し入れなどに侵入します。

刺された場合の応急処置

  1. 流水(できれば43〜45℃の温水)で15分以上洗い流す:ムカデの毒はタンパク質性で熱で分解されるため、温水洗浄が効果的
  2. 氷・保冷剤で冷やす:腫れ・痛みの緩和
  3. 患部を心臓より低く保つ(毒の広がりを抑える)
  4. 口で毒を吸い出さない(口の粘膜から吸収される)
  5. 抗ヒスタミン軟膏を塗る

受診が必要なケース

  • 顔・首・目の近くを刺された
  • 全身症状(蕁麻疹・呼吸困難・動悸・血圧低下)が出た→即救急
  • 痛みや腫れが24時間以上経っても改善しない

家の中のムカデ駆除方法

  • ムカデ用殺虫スプレーを直接噴霧(ピレスロイド系が効果的)
  • トング・割り箸でつかんで瓶に入れて外に捨てる(素手は絶対NG)
  • 熱湯をかける(即死する)
  • シューズスプレー・ムカデコロリなどの粘着トラップを玄関・風呂場に設置

侵入を防ぐ対策

  • 家の外周に粉末の忌避剤・スプレーを定期散布(ムカデが踏むと効果的)
  • 排水口・換気口に防虫網を設置
  • 玄関ドアの隙間をふさぐ(ドア下の隙間テープ)
  • 家の周囲の落ち葉・枯れ木・石の下を片付ける(ムカデの住み家を減らす)
  • ムカデのエサになるゴキブリ・コバエ対策を並行して行う

ムカデが多い季節と時間帯

  • 活動時期:4〜10月(特に梅雨・夏に多い)
  • 活動時間:夜間・暗い場所を好む
  • 乾燥した冬は活動が鈍くなる(越冬する)

まとめ

ムカデに刺されたら「温水洗浄→冷却→受診」が基本対処です。家への侵入は「外周への忌避剤散布+隙間ふさぎ」で大幅に減らせます。春(4月)前に対策を始めることが最も効果的です。

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