冬でも油断できない害虫・害獣問題
「冬は虫がいないから安心」と思っている方も多いですが、実は冬こそ注意が必要な害虫・害獣が存在します。暖かい家の中に越冬のために侵入してくる虫や、屋根裏に住み着く害獣は冬に発見されるケースが多くあります。
冬に注意すべき害虫一覧
ゴキブリ(越冬・卵での生き残り)
チャバネゴキブリは室温がある限り一年中活動します。クロゴキブリは冬に活動を抑えますが、暖かい台所・給湯器周りで越冬します。冬でも毒餌(ベイト剤)は有効です。
カメムシ(越冬のための大量侵入)
10〜11月に家の隙間から大量に侵入して越冬します。暖冬の年は特に数が多くなります。網戸・サッシの隙間のテープ貼りと侵入した個体は臭いを出させないよう静かに外へ誘導します。
ダニ(室内では一年中活動)
室内は暖房により冬でも温暖なためダニは活動し続けます。布団・カーペット・ソファの定期的な洗濯・乾燥機使用でダニを死滅させます。
シロアリ(冬は地中深くで活動継続)
シロアリは冬でも活動を続け、床下で木材を食べ続けています。ただし羽アリは冬に飛ばないため被害に気づきにくいのが特徴です。冬こそ床下の点検に適した時期です。
冬に屋根裏に侵入する害獣
ネズミ(秋〜冬に侵入ピーク)
気温が下がる10〜12月に暖かい家の中(屋根裏・壁の中)に侵入するピーク時期です。夜間に「ドタドタ」「カリカリ」という音がする場合は要注意です。侵入経路(3cm以上の隙間)を金属メッシュで塞ぐことが根本対策です。
ハクビシン・タヌキ・アライグマ
気温が下がると暖を求めて屋根裏に侵入します。糞尿による悪臭・天井材の腐食・断熱材の破壊などの被害が起きます。侵入口の封鎖と専門業者への駆除依頼が必要です。
コウモリ
冬は冬眠のために屋根裏・換気口に集まります。コウモリは鳥獣保護法で保護されているため、捕獲・殺傷は禁止です。追い出しと侵入口の封鎖が対応手順です。
冬の害虫・害獣予防策
- 外壁・屋根の隙間点検:エアコン配管・換気口・軒下の隙間を金属メッシュや防水テープで塞ぐ
- 不要なダンボール・木材を片付ける:害虫の越冬場所を減らす
- 食品の密閉保管:ネズミを呼び込まない
- 落ち葉・草木の除去:害虫の越冬場所となる庭の放置物を片付ける
- 屋根裏・床下の定期点検:冬は害獣活動が見えやすいタイミング
まとめ
冬の害虫・害獣被害は「気づかないうちに進行している」ことが最大の問題です。秋のうちに侵入経路を封鎖し、異音・臭い・糞などのサインを見逃さないようにしましょう。被害が拡大する前に早めに害虫・害獣駆除業者に相談することをおすすめします。

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