ツバメと糞問題の基礎知識
春から夏にかけて日本各地で見られるツバメは、害虫を食べる益鳥として親しまれていますが、巣の下に大量の糞を落とし、玄関や廊下の汚染・臭いの原因になることがあります。2026年もアパート・マンションでのツバメ被害相談が増えており、適切な対策方法を知ることが重要です。
ツバメの法律上の扱い
ツバメは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」により保護されています。巣を壊したり(特にヒナや卵がある場合)、ツバメ自体を捕獲・傷つけることは原則として法律違反になります。
ただし、ヒナや卵がない時期の巣の撤去や、巣を作られる前の予防措置は法律上問題ありません。
ツバメの糞対策・追い払い方法
1. 巣作り前の予防(最も効果的)
ツバメが巣を作り始める前(3〜4月)に対策するのが最善です。
- スパイク(針山)の設置:巣を作りそうな軒下・梁に設置する。100〜500円/個から市販されている
- 防鳥ネット:軒下全体を囲うネットを張る
- 反射材・テープ:光を反射するCDやテープで近寄らせない
- 忌避スプレー:鳥が嫌う匂いや成分のスプレーを散布
2. 巣ができてしまった場合
ヒナや卵がある場合は巣を撤去できません。子育てが終わり(7〜8月以降)、ツバメが移動した後に撤去しましょう。撤去後はすぐに予防措置を取り、翌年の巣作りを防ぎます。
3. 糞受けの設置
すでに巣ができてしまった場合、巣の真下に糞受けトレー・ダンボールを設置することで床・玄関の汚れを防げます。ツバメが繁殖中(5〜7月)の緊急対策として有効です。
アパート・マンションでの注意点
- 共用部(廊下・外壁)での対策は管理会社・オーナーに相談:個人での勝手な工事は避けましょう
- 隣人・他住人への配慮:対策グッズの設置が隣の巣への影響を与えないよう注意
- 清掃の頻度を増やす:巣の下は毎日清掃し、糞をためないことで衛生問題を軽減
業者に依頼する場合の費用
ツバメの巣撤去・防止工事を専門業者に依頼する場合の費用目安は以下のとおりです。
- 巣の撤去(1〜3箇所):10,000〜30,000円
- 防鳥ネット張り(軒下1面):20,000〜50,000円
- スパイク設置(数メートル):15,000〜40,000円
まとめ:ツバメ対策は巣作り前の予防が最善
ツバメの糞問題は毎年春に繰り返されます。被害を防ぐには、3〜4月の巣作り開始前にスパイク・ネット・反射材などで予防するのが最も効果的です。アパートやマンションでは管理会社と連携し、継続的に対策しましょう。

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