ヤマビル(山ヒル)対策!被害を防ぐ方法と刺されたときの処置

ヤマビル(山ヒル)とは?

ヤマビル(山ヒル)は陸生のヒルで、主に山間部の湿った場所に生息しています。体長は1〜3cm程度(吸血後は5cm以上に膨らむ)で、茶色の細長い体が特徴です。近年は生息域が拡大しており、関東・中部・近畿の山岳エリアで被害が増加しています。動物の体温・二酸化炭素・振動を感知して近づいてきます。

ヤマビルに刺されやすい場所・時期

ヤマビルは4〜11月、特に梅雨時(6〜7月)に活発になります。落ち葉の堆積した登山道、沢沿い、草藪などに多く潜んでいます。登山・キャンプ・山菜採りなどで山を訪れる際に被害を受けやすく、靴の中・靴下と肌の間・首回りなど気づきにくい場所に食い込むことが多いです。

ヤマビル被害を防ぐ対策

最も効果的な予防は「ヒル下がりのジョニー」などのヒル忌避スプレーを靴・靴下・ズボンの裾に吹きつけることです。長靴(できれば専用のヒル対策靴)と厚手の靴下の着用も効果的で、ズボンの裾は靴下の中に入れてテーピングすると侵入を防げます。素肌の露出を最小限にし、立ち止まる際は葉の上ではなく石の上を選びましょう。

刺されたことに気づいたときの対処法

ヤマビルは麻酔成分を持つため、刺されても気づかないことが多いです。衣服や肌に付着しているのを発見したら、塩・アルコール・火(ライターなど)を近づけると自然に離れます。無理に引きはがすと口器が残って炎症を起こす可能性があるため注意が必要です。

刺された後の傷の処置

ヒルは抗凝固成分(ヒルジン)を傷口に注入するため、しばらく血が止まりにくくなります。傷口を流水で洗い流し、清潔なガーゼや絆創膏で圧迫止血してください。市販の虫刺され薬(ステロイド含有)を塗ると、その後のかゆみ・腫れが和らぎます。傷が深い・化膿するなどの場合は皮膚科を受診してください。

下山後のチェックポイント

下山後は全身を必ず確認しましょう。靴下を脱いでくるぶし・足首・ふくらはぎを丁寧にチェックします。衣服を脱ぐ前に、股間・脇の下・首回りも確認を。駐車場や車内に持ち込まないよう、入山前に忌避剤を再塗布し、帰宅後はすぐに着替えて洗濯するのが安全です。

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