アオサギとは?
アオサギはサギ科の大型野鳥で、体長約93cm・翼開長約175cmになります。河川・池・田んぼ・海岸などに生息し、魚・カエル・ドジョウなどを捕食します。日本全国に広く生息しており、農業・養殖業・釣り場などに被害をもたらすことがあります。
アオサギによる主な被害
田んぼのドジョウ・フナ・ザリガニなどを食い荒らし、水稲の踏み荒らし被害も発生します。錦鯉・金魚などの養殖池や観賞魚池への侵入、釣り堀での魚の捕食も問題です。コロニー(集団営巣地)周辺では糞害・鳴き声による騒音被害も報告されています。
アオサギの法的扱い
アオサギは鳥獣保護管理法により保護されており、無許可での捕獲・殺傷は禁止です。被害防除の場合も原則として都道府県知事の許可が必要です。まずは市区町村の農業担当窓口や都道府県の鳥獣担当部署に相談しましょう。
アオサギ対策・防除方法
①防鳥ネット・テグス張り:田んぼや池の上に防鳥ネットやテグス(釣り糸)を張り巡らせます。テグスは透明で目立ちにくく、アオサギが嫌がって近づかなくなります。費用は10mあたり200〜500円程度。
②脅し器具の設置:カカシ・光反射テープ・風車・音声機器(猛禽類の鳴き声など)を設置します。ただしアオサギは慣れやすいため、定期的な位置変更が必要です。
③電気柵の設置:池や養殖施設の周囲に低い電気柵(地上15〜20cm)を設置します。アオサギは地上を歩いて水辺に近づく習性があるため効果的です。
④専門業者への相談:被害が深刻な場合は鳥獣被害対策の専門業者へ相談しましょう。許可申請のサポートから防除施工まで対応してもらえます。
コロニー被害(糞害・騒音)への対応
大規模なコロニーが形成された場合は市区町村・都道府県への相談が優先です。追い払い(花火・爆音機)の許可申請や、繁殖前の卵や巣の除去許可を取得することが可能な場合があります。
まとめ
アオサギは保護鳥のため無許可での駆除は禁止です。被害を発見したら早めに行政窓口へ相談し、防鳥ネット・テグス・電気柵などの物理的対策から始めましょう。

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